ウッドデッキVS人工デッキ それぞれのメリットデメリット
2024.02.25 (Sun) 更新
デッキテラスについて数回に渡ってお伝えしてきました。
今大手メーカーが扱う主力製品は
天然木材ではなく
樹脂素材のいわゆる
人工デッキです。
人工デッキで最も多いのが
樹脂性デッキ
これは木粉と樹脂を混ぜ合わせたものです。
天然木材デッキ
(ウッドデッキ)
谷村実業ウッドデッキ
メリット
天然木の最大のメリットはやっぱり
●天然木だけが持つあたたかさ。
●自分たちでDIYしやすい。
(加工がしやすい)
●夏の炎天下でも床が熱くなりづらい。
デメリット
天然のウッドデッキは憧れますし
安く仕上げることも出来ますが
●素材となる木材を賢く選ばないとデメリットの方が大きくなります。
耐久年数が変わります。
●朽ちてしまわないよう防腐処理、シロアリ対策が不可欠。
●少なくても年に一度は木材保護塗料を塗り直すなどメンテナンスが欠かせない。
●しっかり処理やメンテナンスがされていないと素足で歩いた時に木片が刺さる。
デメリットが多そうに感じてしまいますが、
デッキテラスに向いている耐久性の優れた木材を選ぶことで、デメリットの部分の心配は軽減します。
リフォームのプロからのアドバイスとして言えるのは
ホームセンターなどで安価で売ってる木材で
デッキテラスを作ってしまうと、
作った瞬間は綺麗でも
早く朽ちてしまったり、
メンテナンスが大変になる場合もあります。
長期的な視点で見ると天然ウッドデッキは
《しっかりと素材を見極めること》
がポイントになります。
樹脂木のウッドデッキ
(人工木)
メリット
●耐久性が高い
湿気で腐ることはありません。
●メンテナンスにかかる時間費用が少ない。
シロアリ被害や防腐処理を行う必要がありません。
メーカーによってはさらに掃除がしやすいように、工夫されているものもあります。
(三協アルミ)
●シックハウスに強い
全てのメーカーではありませんがデッキテラスに力を入れている大手メーカーでは
シックハウスの原因となる素材を使っていないため安心して使用できます。
(念のためご確認ください)
●デメリット
気温や日差しによって床部分が熱くなる。
天然ウッドデッキに比べると熱くなりますが
今はメーカーで熱が伝わりにくい人工デッキがたくさん開発されています。
例えばLIXILのデッキDC
●天然木のような温かみがない。
お手入れは大変でも天然木の強みは温もり。
これも各メーカー天然木により近くなるよう工夫を凝らし商品開発しています。
LIXILデッキDCでは
新開発の「濃淡製法」と「2度削り」で時を経た天然木の見た目と手触りを実現。
複数の樹脂を混ぜたことにより、自然の木が醸し出す濃淡のある木目の雰囲気を表現しました。
2回にわけて表面を削ることで、まるで自然に刻まれた溝が生まれ、
天然木の木肌に近い毛羽たちを再現しました
(LIXILホームページ参照)
それぞれの素材のメリットデメリットをあげました。
天然木デッキテラスはじっくり家に向き合う覚悟や時間が比較的ある方におすすめです。
人工デッキテラスはデッキテラスは欲しいけれど
メンテナンスに時間をかける時間は取れない方におすすめです。
おうちのお庭デッキテラスにしてしっかり活用出来ると良いですね!
Reno vivitでは、お客様の声を聞き、
プロ目線でしっかりアドバイスもさせて頂きます。
お気軽にご相談ください。