ちょっと待って! きれいに見えるそのリフォーム物件本当に大丈夫?
2023.02.13 (Mon) 更新
ちょっと待って!
きれいに見えるそのリフォーム物件本当に大丈夫?
床(フローリング)編
古くてもきれいにリフォームされたお家とても魅力的ですね。
きれいな壁紙にきれいなフローリング。
(LIXILラシッサ)
それで決めちゃダメです。
リフォーム会社が絶対に見て欲しいポイントは
前回書いた給排水管、そして
床です。
なぜ押さえておいて欲しいかと言うと
不動産業者が誤魔化しやすい場所でもあるからです。
大きく分けて2パターンを知っておきましょう。
直張り工法と二重床工法です。
見た目は一見同じくきれいですが、防音という面で大きく変わってきます。
これは生活する上でかなり大切な部分です。
少しの知識で良いので良い物件を見抜けるようにしましょう。
直張り工法
下地材を入れずに、コンクリートの上に
直接フローリングを施工する方法。
古いマンションに多いタイプです。
古いマンションをリフォームして売り出す場合
再び直張りにリフォームしてしまうと防音効果はあまり望めません。
もちろん直張り用防音床材も沢山出ているので
直張りと不動産業者がいう場合には
どの会社のどのタイプのフローリングを貼っているか聞いてみるのも良いでしょう。
メリットはマンションの天井を少しでも高く見せるために取られた方法です。
住み心地よりも見た目重視の工法です。
湿気や冷気も伝わりやすいですし、リフォームの時、接着材が床(スラブ)に残ってしまい手間がかかる。
なのでリフォームマンションを購入検討されている方や
お家リフォームを考えておられる方はデメリットをしっかり踏まえた上でご検討ください。
それでも直張りを望まれる方のために
LIXILから直張り用防音床出てます。
ラシッサ Sフロア直張り防音床・ラシッサ Dフロア直張り防音床。LIXIL
二重床工法
コンクリート床(コンクリートスラブ)の上に防振ゴムでできた支柱を立てることによって、
土台から離して床の内装を作る工法
(画像 万協フロアー)
メリット①として床を浮かせることで生活音が下に響くリスクを軽減させます。
メリット②湿気や冷気が伝わりにくい
メリット③床下(配管など)リフォームがしやすい。
なので生活音のストレスから解放されたい場合は
リフォーム会社としては二重床工法をお奨めしています。
そして不動産業者やリフォーム業者の見た目きれいに騙されず、住んだ後に騒音が…ということにならないためにしっかりとこのポイントは押さえておきましょう。
もし今騒音に悩まされていたり、下階の人から
うるさいと苦情がきている場合も床リフォームで
改善できます!
フローリングについてさらに詳しく書かれていました。
↓
万協フロアー
どうせリフォームするなら、お家を買うなら
ぜひ見た目だけでない対策がされているか
どうかしっかり見極めましょう。
リフォームのビビットはお客様の生活向上を目指しています。
どうかお気軽にご相談ください。