断熱材には様々な種類がある・・ってご存知ですか?その⑤
2021.07.15 (Thu) 更新
断熱材には様々な種類がある・・ってご存知ですか?
後悔しないために、知っておくべきこと。⑤
自然素材の断熱材とは・・?
家づくりの中で、天然素材を選びたい!と思っておられる方は多いと思います。
断熱材は家をすっぽり覆うお布団のよう。
だからこそ、体に優しいものを探されている方のために
自然系断熱材の特徴について説明します。
天然の木🌳
天然の羊毛🐏
コルク🍾
を原料とした断熱材があります。
今回は、
”セルロースファイバー”
画像参照:株式会社デコス
素材 天然の木質繊維(木を原料にする古新聞やダンボールを粉砕して、燃えにくい加工を施したもの)
長所 ・天然素材なので、とにかく安心。
・高い断熱効果
・非常に高い不燃性。(ホウ酸によって防炎処理がされている。
燃焼時に表面が炭化されその炭化層が内部木材を保護する)
・防虫効果(シロアリやゴキブリなどの害虫から守られる)←これは嬉しい (笑)
・天然ならではの調湿効果がある。(湿気が多いと吸い、乾燥すると放出する)内部結露を抑制する。
・吸音性
・吹き付けていくため、隙間が出来にくく、高い気密性が保てる。
短所 ・高価 (しかし天然素材ならではのメリットが多いため、
発泡スチロール系やグラスウールなどと簡単に比較することはできません)
・高度な技術が求められるので施工するにあたって、専門職人が必要。
次回は羊毛で出来た断熱材についてのお話です。