浴室の危険..ヒートショックだけじゃない
2021.05.06 (Thu) 更新
浴室の危険..ヒートショックだけじゃない。
転倒を防ぐために出来ること
お風呂場で亡くなる人は交通事故より多い
この事実に目をそらさず、
予防策をとる必要があります。
ひとつはヒートショックによる心臓発作や脳出血による
突然死。
この点については前回のブログで書きました。
今回は浴室での転倒事故についてです。
浴室で、転倒することは年齢に関わらず起こりえます。
特に小さなお子さんや、急いで入浴をすませなければならない方も
滑って転んでしまう危険が大きいです。
そして、ヒートショックで転倒した際に、転んでしまうと
意識がない訳ですから、身を守る体勢をとれないまま、
頭を蛇口や角にぶつけてしまい、
命に関わる大怪我をしてしまう恐れもあります。
床にシャンプーや石鹸が残っていると、
そこで足を滑らせて転倒を招くこともあります。
床がタイルや石材などだと特に滑りやすく、
転んだ際に固い床に
身体を打ちつけてしまいます。
私も子供の頃、タイルの床にバスマット敷いてありましたが、
急いで乗ったら、マットごと滑ってしまったことがあります。
転ばないまでも、ヒヤッとしたことがありませんか?
そうした事故を防ぐために
リフォーム屋として提案するのが、
“TOTOのほっカラリ床”
です。
クッション性があり、滑りにくくなっています。
しかも、転んだ時に柔らかいので、怪我をしにくいです。
やわらかさの秘密は、
床の内側の柔らか断熱クッション層です。
物を落としても音を吸収する程のクッション性があります。
柔らかいので、足裏にフィットし安定させるので転びにくくなっています。
今回は転倒予防について書いていますが、
2層の断熱構造によって床下からの冷気をシャットダウンするので、
ヒートショックの危険も軽減してくれます。
足裏温度測定結果
「お掃除ラクラクほっカラリ床」では、
26℃を示す赤い部分が多いことがわかります。
■測定条件
成人男性が15秒間床に乗ったサーモグラフィでの温度測定結果。「左」が従来の床で、
「右」がお掃除ラクラクほっカラリ床。床下温度:0℃/室内温度:10℃で設定
参考
くつろぎ:お掃除ラクラクほっカラリ床|お風呂(バス)・ユニットバス – TOTOの浴室(バスルーム)『サザナ』
もちろんバスマットは必要なくお風呂に踏み出す1歩目から
暖かく気持ちが良いのも魅力ですね。
さらに翌日にはカラッと乾いてるので、
掃除のために靴下で入れるなんて嬉しい限りです。
でも“転んでも痛くない”より、
“滑りにくい”の方が大切ですよね。
滑ると蛇口や浴室の角に頭をぶつけると大変なので、
リフォームの際には、床の滑りにくさがウリになっているか
しっかり確認をお願いします。
“LIXILのキレイサーモフロア”
滑りにくい構造となっています。
水はけの良い溝パターンで、キレイで、滑りにくい。
※換気や床の清掃、使用状況などの条件によっては水が残ることがあります。
ご使用後は換気扇を運転させることをおすすめします。
参考
LIXIL | 浴室 | マンションリフォーム用システムバスルーム リノビオV| 特長 | キレイサーモフロア
この商品は、どちらかと言うと
汚れが付きにくいことが商品の主な特徴となっているようですね。
前回と今回は浴室の危険とその予防法について簡単に書きました。
ぜひ専門家にしっかりと話を聞いてみられることをおすすめします。
ビビット美装では皆様の快適で安心出来るお住まいのリフォームやご相談を承っています。
是非1度お気軽にご相談ください。
次回は、“洗面室と浴室の温度差を縮めてさらに安心し快適にするには”
このテーマで書いてみます。