「風呂場での死亡事故」は若者にも起こり得る…知っておくべき簡単な予防法とは
2021.04.27 (Tue) 更新
「風呂場での死亡事故」は若者にも起こり得る。
知っておくべき簡単な予防法とは
お風呂大好きな私としては、
最近Yahooニュースで見かけたこの記事に他人事ではない。
何かあってからでは手遅れだと思いました。
(リンクをクリック貼っておきます。)
https://news.yahoo.co.jp/articles/df1d76d039cf7ef56ec7ec0fd06d620eeb491842
内容は
厚生労働省の研究班の発表によると、
風呂場での推定死亡者数は
年間約1万9000人。
全国の交通事故の死亡者数が2839人(2020年警察庁発表による)なので
およそ6倍になる。
外を出歩くより、実はずっと危険が伴っている風呂場🛀🏿
意外でした。
危険が潜んでいるのはわかっていましたが、
こうやって統計として出されると、思っているよりずっと
危険でした。
記事によると、
『今年に入って、歌手の松永ひとみさんが風呂場での転倒による脳挫傷で
53歳の若さで亡くなった。
16年には女優の白川由美さん、
20年にも元プロ野球監督の野村克也さんも浴室で命を落としている。』
私の知り合いの中にも実際に風呂場で、亡くなった方がいます。
原因として多いものとしては、
ヒートショック
熱中症
転倒
ヒートショックで大きな予防になるのが
温度差を無くすことです。
ここ何回かシリーズで書かせていただいている断熱材を入れることで
他の部屋や脱衣場と浴室との温度差を無くし
心筋梗塞や、脳出血を予防できます。
既存の浴室が在来工法のものであれば断熱材を入れることができず,
ユニットの場合は後から入れるのが大変なので
浴室は暖房機を設置したり、ユニットバスにまるまる交換することによって
洗い場と湯船の気温差が縮まり予防効果が期待できます。
さらに洗面室は専用の暖房機か断熱ですが、
ただ単体で断熱をやるのはあまり効果が期待できません。
熱中症予防には、こう書いてありました。
『一方、熱中症予防のためには、湯船の温度は「41℃以下」、
浸かる時間は「10分以内」が目安。加えて、
飲酒で酔っ払った状態で湯船に浸かることも避けた方が賢明だ。』
意外と健康法、美容法と思ってやっていることが、
危険だったことがわかりました。
他人事ではない風呂場でのヒートショック
起きてからは遅いです。
一瞬で命を奪う恐ろしい危険をひめた場所である事を
きちんと認識して、
安心して入れる浴室を作りましょう。
お客様のご自宅で断熱材やユニットバスのリフォームが
本当に必要かどうかをプロがしっかり見極めます。
ぜひお気軽にご相談ください。
次回はユニットバスの床について書きたいと思います。☺️
断熱機についてはまた別の機会に書きますね。