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一結露に悩んでいませんか？一

窓を覆う結露..それがツーっと流れる様子、
冬の風物詩だと思っていませんか？

実はそれはひと昔もふた昔も前の話。

結露シートというもので何とかするしかないと
私も思っていました。

結露は家の寿命にも大きく関わってきます。

ほっておくと壁紙クロスや、窓の桟などの木材の部分にも
水が染み込みカビなどが発生したりしてしまい
人的にも、家にも、害しかないのが結露なのです。

窓周りの結露には、二重サッシや樹脂サッシなどを
取り付ける方法で軽減できます。

実は結露には2種類あります。
私たちが普段から目にする窓に出来るものは、
表面結露というものです。

これよりも怖く、知らず知らずもうちに、
お家を腐らせていくのが、
内部結露です。

室内の水蒸気が壁の内側などに入り込んで発生します。
内側なので気付きにくく、ふき取ることもできません。
ほっておくと、おうちの構造そのものに大きなダメージを与え、
少しのリフォームでは済まなくなります。

しかも、部屋内にカビがないのに、咳が長引いたり、アレルギー症状が出たり、
人体へも原因が分からないまま体調が悪く過ごすことになりかねません。

私が寮のような建物に住んでいた時の話。

ありえない場所の壁が冷たくなって結露してきました。
そうしているうちに、床にも水がシミ出してきて、
絨毯が濡れることが続きました。

建物を管理してくれる人に、その旨を伝えると、
私の加湿器のせいだと言われましたが
部屋のサイズよりも容量の小さな加湿器でしたしそんなはずがない..。

「壁の中に問題があると思います。」と伝えると
「この建物はしっかり建てているので、そんなわけは無い。」と。笑
でもカビの匂いがするので、どうしても調べて欲しいと
嫌がれながらも何度もお願いすると、ようやく
内側に問題があり隙間から冷気が入り結露を作っていることが判明。
リフォームをして頂き、結露もピタッとなくなり、
鼻のムズムズも収まりました。

このように内部結露は判断が難しいのが、現状です。

次回は内部結露を防ぐ方法について書きますね。